結婚式のは色いろなマナーがあり、靴にもマナーがありますよ。
今回は履いていく靴の基本マナーをご紹介いたします。
【靴の形についてのマナー】
■つま先の出た靴はNG
オープントゥパンプスを結婚式に履いていく方も多いようですが、基本的につま先が出ている靴はNG。「爪先が出る」=「妻が先に出る」=「妻が先立つ」という連想からだそうです。
■原則、ヒールのある靴を選んで
ヒールは3センチ以上あった方がエレガントに見えるようですよ。足を怪我しているとか、妊娠中だとかの特別な理由がない限り、ヒールのある靴を選ぶのがよいでしょう。素材は革製のものか、エナメル加工のものが適しているようです。アニマル柄は選ばないようにしましょうね
。私が個人的に素敵だと思ったのは、ヒールの部分がキラキラしているパンプス。パーティー感が増しておススメです。
【靴は会場で履き替えるのがベター】
パーティー用の靴を買った際、お店の人にできれば会場で履き替えてくださいと言われました。道中で汚れないようにとのことでした。特に雨の日の場合は、式場に着くまでにびちょびちょに濡れたり、泥がついてしまったりすることもあるかもしれないので、パーティー用の靴は持っていき、会場で履き替えた方がいいでしょう。荷物はクロークに預けられるので、問題ないですよ。

【露出の多すぎるミュールはNG!】
爪先も空いていて、かかとのストラップもないミュールは結婚式には絶対にNG。
つま先が隠れているという基本マナーを破っていますし、更に歩くときにペタペタと音がするので迷惑です。ミュールにストッキングと言う組み合わせもおかしいです。真夏の式であっても履いて行くのはやめましょうね。
せめて、つま先が見えずバックストラップ付のサンダルを選びましょう。
【ブーツもカジュアルすぎるのでNG】
冬の寒い日などはついついブーツを履いて行きたくなるかもしれませんが、これもNGです。どんなに綺麗目のデザインのブーツであっても、結婚式というフォーマルな場所においてはカジュアルに見えてしまいます。寒くて耐えられない場合は、会場でパンプスに履き替えましょう。このとき、黒のタイツなど履いておかないように気を付けてくださいね。足はベージュのストッキングが原則ですよ。
オシャレは足元からと言いますよね。マナーも同じことが言えるのではないでしょうか。どんなにマナーに沿った服装をしていても、足元がマナー違反の靴では台無しです。足元まで完璧なコーディネートを心掛けたいですね。